アクリル | 羊毛に似た性質を持つ合成繊維。軽く柔らかく、湿感があり美しい色に染まる。 |
麻 | 麻には茎と葉ともからとるものがある。特徴は吸水性がよく、水分を蒸発すること、丈夫なこと、光沢があることなどで、夏の衣料用として適している。 |
アセテート | 酢酸繊維素とセルロース繊維素からなる半合成繊維。木材パルプを主原料としている。 |
亜麻(あま) | 亜麻植物の茎から採取した繊維。通称リネンという。 |
甘撚り(あまより) | 標準的な撚り数よりも少ない撚りのこと。ソフトな糸になる。 |
アルパカ | らくだ類の動物。南米ペルーが主産地。 |
綾織(あやおり) | 斜紋織り(しゃもんおり)ともよばれる。三原組織の一つで斜めに畝があらわれる組織のこと。代表的な素材にデニム・ギャバジン |
藍染め(あいぞめ) | タデ科植物からとった青色の染料で染めること。 |
曙染め・織り(あけぼのそめ) | 太い縞から、だんだん細い縞に変わっていく縞。ぼかしの一種。 |
後染め(あとぞめ) | 織物やニットの状態で染めること。反染めともいう。 |
アールヌーボー | 19世紀末のヨーロッパを中心に広がった装飾模様、様式。モチーフに花、葉、茎などの植物が用いられ、流れるような曲線が特徴。 |
意匠糸(いしょうし) | 素材や太さ、色などを撚り合わせて作った糸。スラブ・ヤーン、ネップ・ヤーン、ループ・ヤーンなどがあげられる。 |
糸 | 紡績糸とフィラメント糸の二種類がある。 ・紡績糸は短繊維を紡績して糸にしたもので、綿糸、羊毛糸、麻糸がある。 ・フィラメント糸は長繊維を引きそろえて所要の撚りをかけて糸にしたもので、絹糸がある。 |
インド綿 | インド産出の綿の総称。一般にアメリカ綿よりも品質が劣るといわれ、繊維は太くて短い。 |
石目織(いしめおり) | たて、よこ糸を二本ずつ引きそろえて平織りにした織物のこと。 |
糸染め(いとぞめ) | 糸を染色すること |
糸捺染(いとなせん) | 糸の状態で行う捺染のこと |
インディゴ | 藍のこと。現在では藍の合成染料の意味合いで使用されるケースが多い。 |
板締め(いたじめ) | 布を板で締めて模様を白く抜く染め方。 *当社ではこの方法で染めた呼び名を段染めといってます。 |
ウール | 羊から採集される繊維。羊毛の特徴は保温性、吸湿性、弾力性、難燃性があるが、縮む、虫に喰われるなどの欠点もあげられる。 |
上撚り(うわより) | 単糸にかかっている撚りを下撚りといい、単糸を撚り合わせて一本の糸、すなわち双糸や三子糸にする場合の撚りを上撚りという |
畝(うね) | リブともいう。織物やニットの表面にあらわれている、盛り上がってみえる筋のこと。コーデュロイなど |
畝織り(うねおり) | たて、よこのどちらかに畝を太く強調した織物。 |
打ち込み | たて糸、よこ糸どちらかの糸の密度を大きくする、小さくする糸の使用度合いのこと。 |
エジプト綿 | エジプトナイル河流域で生産される長毛の綿のこと。60番手以上の細番手で強くて絹のような艶がある。 |
S撚り | 糸の撚りがS字に見える撚りのこと。右方向に撚るので右撚りともいう。フィラメントの単糸にかけられる撚りである。 |
エア・ジェット織機 | シャットルレスの織機の一種で、空気を噴射する力でよこ糸を飛ばして織物を織る織機。 |
オーガニック・コットン | 無農薬、有機農法による原綿のブランドネーム。 |
大島紬(おおしまつむぎ) | 奄美大島でつくられる先染め着尺地。たて、よこ糸とも絹の手紬糸を使い、テーチキの樹皮からとった染料につけてから鉄分の多い泥の中に入れ、黒褐色を基調に染め上げた後で、絣柄に織る。紬織物の最高級品とされ、類似品に対して本場大島の名がある。 |
筬(おさ) | たて糸を決められた密度に織るために用いる、櫛(くし)状の用具のこと。 |
オックスフォード | 綿織物で、比較的厚地の、柔らかくて光沢のある斜子織(ななこおり)をいう。 |
織り段(おりだん) | 織物の欠点の一種。織物を織る時に何らかの原因で、よこ糸の密度が所定の密度より粗くなったり、密になったりすることにより、横方向に縞状の段があらわれる欠点のこと。 |
オパール加工 | 抜染(ばっせん)の一種で、生地に透けた状態で模様を作り出す加工をいう。 |
織縞(おりじま) | 同色の糸を使って、縞の部分と他の部分を異なった組織で織り、組織によって縞をあらわしたもの。 |
オンブレー | オンブレーとは、濃淡をつけた、陰影のあるという意味で、これからぼかしという意味に使われている。 |